会の概要
挨拶
最高顧問挨拶
私が山田太郎議員と出会ったのは2013年、児童ポルノ法改正案が国会に提出されようとする動きの中でした。一見素晴らしそうな大義名分のもと政治の世界のみで法改正が進められていましたが、内容は創作の現場を無視したもので、私はクリエイターの立場から、政治が一面のみを見て法改正を進めようとすることを危惧し、独自にロビー活動を行っておりました。
創作は自由な発想から生まれます。日本のコンテンツの一番の魅力である、自由でのびのびとした発想が生まれるためには、表現の自由が保証されていることが前提です。クリエイターの翼を損なう規制は、これまでクリエイター達が長い年月をかけて培ってきた創作の根源を奪ってしまうでしょう。それどころか、将来的に政府による検閲により、自由で独創的な創作が生まれない社会になってしまう可能性すらあります。
私は職業漫画家という立場でありますが、長らく同人活動を続けてきた一同人作家でもあります。創作者を守りながら、誰もが自由に創作を楽しみ、それぞれの方法で自由に表現できる社会を守りたいと強く思っています。
これまで政治の世界で、表現の自由を守る中心的な防波堤となってくれていた山田太郎議員と力を合わせ、共に表現の自由を守る取り組みを行っていきます。応援よろしくお願いいたします。
2021年8月
漫画家 赤松健
会長挨拶
2016年に表現の自由を守る会を設立して以来、日本では表現の自由が脅かされるかもしれない出来事が数多くありました。スクショ規制問題、外圧、匿名表現の自由、誹謗中傷対策にやフェイクニュース対策よるブロッキング、海賊版対策、ゲーム規制、GAFAによる規制、EUの表現規制等々、大きな話題としてニュースになったものもあれば、人知れずじわじわと表現の自由を蝕んできたものなど様々です。
そして、国が絡む表現の自由を制約する出来事の多くの場合、私は大きなニュースになる前にその自由が奪われる前に対処してきました。その成果もあって国政で対処する必要性が多くの人に認知され、それら危機感をもった方々に支えられながら2019年に私は参議院議員に再選されました。
しかし、日本における表現の自由への課題がグローバルになってきたこと、また、よりネットやデジタル化が進み、UGC時代に変わってきたことから、今回それらの課題により広範に対処出来る様、表現の自由を守る会の最高顧問に漫画家の赤松健さんを迎えることにしました。
新たに再スタートする表現の自由を守る会は、赤松さんをはじめ、表現の自由を守る仲間を更に集め、更に力をつけて闘っていきたいと思っています。
2021年8月
参議院議員 山田太郎