財務省より、番組での文字起こし(未定稿)を入手しました。
(田原)ヨーロッパは書籍・雑誌も入っているのですが、日本は書籍・雑誌は検討中ですね。どうなりますか。
(菅)例えばポルノ雑誌とか、そういうものが全部入ってしまうのです。ですから、そういうものの線引きを、これは是非、業界の皆さんの中で決めていただく。これは政府が決めると表現の自由などいろいろな問題がありますので、そういう思いの中で今、検討中ですね。
(田原)具体的に検討するということは、どういう形で決めるのですか。
(菅)ですから仕分がきっちりできないと。例えば東京都ではポルノは条例で。
(星)有害図書基準が違うのですね、都道府県によって。
(菅)全国で(条例が)あるところとないところがありますから、そういうものを出版界の皆さんに自主規制していただいて、例えば議員立法とかそういう形で、きちっとするべき。国民の皆さんから見ても「なるほどな」と思えることが必要だと思います。
財務省からの資料はこちら:271226激論!クロスファイア(関連部分)
私は、軽減税率については、線引きの曖昧さや逆進性などの問題から反対ですが、今回の軽減税率による有害図書指定については、更に反対です。
有害図書指定による表現の萎縮は、今後、確実に起こる問題です。
また、不健全図書は青少年にとって”不健全”という話でしたが、有害図書となると成人も含めて”有害”という話になってきます。何が有害ということが法律に書かれることになります。
軽減税率に関連して、”有害図書”指定がされようとしています。全国の都道府県の青少年健全育成条例で、「こんな本まで有害図書指定されている」という情報がありましたら是非 #軽減税率有害図書 で教えてください。国会で政府への追求材料にしたいと思います。
— 山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例) (@yamadataro43) January 5, 2016
軽減税率で有害図書指定の件、政府レクを受けました。有害図書の念頭には、やはり不健全図書をおいており、不健全図書よりも範囲が拡大し、国レベルで有害図書指定されることになりそうです。また、不健全図書については、立法においてその定義がなされることがほぼ確実です。表現の自由の侵害です
— 山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例) (@yamadataro43) January 5, 2016